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【千葉】

西武船橋跡地 高層マンション計画 船橋市「慎重に検討」

西武船橋店跡地に建てられる高層マンションのイメージ図

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 JR船橋駅南口で今年二月に閉店した西武船橋店の跡地に、地上四十八階、地下二階の高層マンションを建設し、別棟(十階建て)に船橋市民文化ホール・中央公民館の機能を移す計画が持ち上がっていることが分かった。市民文化ホールなどを廃止・売却し、同マンション内に集約する計画。船橋の玄関口を大きく変える事業となるだけに、市は「慎重に協議を進めたい」としている。

 再開発事業を進める「セブン&アイ・クリエイトリンク」(東京)の計画によると、旧西武船橋店の建物(地上十階、地下一階)を取り壊し、跡地に高層マンションを建設する。地上一〜三階には商業施設などを設ける。マンションは民間事業者が所有し、新設する市民ホールなどは船橋市に賃貸する「建物リース方式」での整備を検討している。

 JR船橋駅から南へ徒歩約七分にある現在の船橋市民文化ホール・中央公民館は老朽化が進んでいるとして、民間事業者に売却。その収益をリース料などに充てるという。

 旧西武船橋店の再開発を巡っては今年八月、船橋商工会議所が「船橋駅周辺地区にふさわしい機能と設備を備えたものに」などとした要望書を、松戸徹市長に提出。松戸市長は、西武船橋店の運営会社であるそごう・西武とセブン&アイ・クリエイトリンクに、「賑(にぎ)わい創出や集客性のある公共公益施設等の整備を」などとした依頼文を送っていた。

 船橋市では、市立医療センターの移転を中核にした「メディカルタウン構想」が進んでおり、IR船橋駅南側の京成船橋駅近くでは市立の美術館建設構想もある。多額の財政支出が必要になるため、市は「西武船橋店の跡地利用は慎重に検討作業を進める」と話している。 (保母哲)

今年2月に閉店した西武船橋店=船橋市で

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