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【千葉】

キャンピングカーの避難所派遣 八千代市と自動車販売会社協定

キャンピングカーなどを無償提供する協定書を交わした小沢節夫社長(左)と服部友則市長=八千代市役所で

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 八千代市と市内に本社がある自動車販売会社カーライフオートが十日、大規模災害時に車両を無償提供する協定を結んだ。電源や簡易ベッド、キッチン、温水シャワーを備えたキャンピングカーなどを、避難所に派遣する。市などによると「こうした協定は全国的にも例がないはず」といい、避難者の車中泊も可能になる。

 「避難所生活ではプライバシーがなかった。狭い車内で不自由に過ごす避難者もいた」。東日本大震災などで取引先企業を支援した同社の小沢節夫社長(60)は、そんな窮状を目にし、「会社のある八千代で、万一のことがあった際に役に立つはず」と車両の無償提供を市に申し出たという。

 同社は車中泊仕様のキャンピングカーやワゴン車を常時二十台ほど保有している。車内には冷蔵庫や電子レンジも備えられ、一台当たり三〜七人が宿泊できる。屋根に太陽光パネルを設置し、発電することも可能。小沢社長は「何より避難者のプライバシーが確保できる。自治体とのこうした提携が全国に広がるといい」と話した。

 協定書の締結式は市役所であり、小沢社長が服部友則市長に車両の装備などを説明。服部市長は「万一の災害時、人災を少しでも減らすことにつながる。車両の提供は大変ありがたい」と感謝していた。 (保母哲)

 

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