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【千葉】

「JFA夢フィールド」来年3月の供用目指す サッカーを核に、にぎわい創出

ドローンで「JFA夢フィールド」上空から撮影。奥に幕張メッセやZOZOマリンスタジアムが見える=千葉市美浜区で(いずれもJFA提供)

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 日本サッカー協会(JFA)が県立幕張海浜公園(千葉市美浜区)に建設する日本代表選手の練習施設「JFA夢フィールド」。来年三月の供用開始を目指し、建設工事が本格化している。周辺ではサッカーを核にしたにぎわいの創出に期待が高まっている。 (美細津仁志)

 協会によると、東京湾沿いに広がる同公園の一部エリア計一二・四ヘクタールに、天然芝二面と人工芝二面のピッチ、フットサルアリーナ、クラブハウスを整備する。総事業費は四十億〜四十五億円。男女各年代の代表選手の練習や、指導者や審判の育成に利用する。

 利用のない時は一般開放し、県サッカー協会などが試合や練習で使う。羽田や成田空港との好アクセスなどが進出の決め手になったという。

 昨年四〜十月、公園内の施設の解体と整地を終え、現在はピッチの基礎の造成などが進められている。協会などが昨年十二月下旬、ドローンで撮影した画像でみると、ZOZOマリンスタジアムと並ぶように東京湾に沿って整地されている様子が確認できる。四月以降、クラブハウス棟やアリーナ棟の工事に入り、十二月に完成する見通しだ。

 オープン後には、世界で活躍する一流選手の練習を間近で見学できるようになる。さらに公園内では、協会が関東一円でスーパー銭湯を展開する都内の温浴事業者と共同で、東京湾を一望できる日帰り天然温泉施設の建設も進めている。「健康」をテーマにした一般向け施設で、来年三月ごろ開館。ランニングステーションとしても気軽に利用できる。ホテルの建設も検討しているという。

 幕張地区の企業や大学、地元住民らでつくる「幕張新都心賑(にぎ)わいづくり研究会」の木谷和夫副会長(69)は「イベントや買い物、宿泊、プロ野球の試合といった幕張の誘客コンテンツにサッカーが加わる。夜は暗かった公園が明るくなるばかりか、滞在時間の長期化が進み、懸案だった施設間の回遊性も高まるのではないか」とみる。

 協会は夢フィールドに、年間延べ約十五万〜二十万人が訪れると算段。周辺宿泊施設は、レストランでの食事などの日帰り利用を含めて波及効果に熱視線を送る。同公園北側に立地する「アパホテル&リゾート<東京ベイ幕張>」もその一つ。同社の担当者は「JFA夢フィールドやZOZOマリンスタジアムに最も近いホテルとしてお役に立ちたい」と話している。

天然芝、人工芝のピッチ計4面が整備される「JFA夢フィールド」の完成予想図

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