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【千葉】

中里薬師堂の仏像を出開帳 16日から我孫子

18年度に修復された卯の神将像のビフォアー・アフター(我孫子市教委提供)

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 我孫子市の中里薬師堂にまつられている市指定文化財の仏像が十六〜十九日、JR我孫子駅北口のイトーヨーカドー内にある市民プラザギャラリーで「出開帳」される。中里地区の別当地遺跡から出土した古墳時代〜平安時代の土器や、市に寄贈された手賀沼の風景画なども展示され、初日は市教育委員会の学芸員がギャラリートークで解説する。

 出開帳として特別公開されるのは、薬師如来、日光菩薩(ぼさつ)、月光菩薩の薬師三尊像と、十二支の動物を飾りなどに取り入れた「十二神将像」のうち、子(ね)、丑(うし)、卯(う)、辰(たつ)、巳(み)、午(うま)、未(ひつじ)、申(さる)、酉(とり)の九体。市教委によると、十二神将像は江戸時代後半、三尊像はそれよりやや古いとみられている。

 いずれも制作から二百年以上が過ぎ、後年の修理の際に誤って起きた頭部の入れ替わり、傷みなどが目に余るようになり、市の文化財保護補助金制度や市民の寄付金を活用した保存修復が二〇一五年度以来、進められてきた。

 修復は年間三体ずつ。一八年度には子、卯、未の各神将像が修復された。残る三体の寅(とら)、戌(いぬ)、亥(い)の神将像の修復が一九年度に予定されているという。

 十一日午前十時〜午後三時には、JR湖北駅の北口から徒歩五分の中里薬師堂で、仏像十二体のご開帳がある。市民プラザの出開帳と文化財の展示は午前十時〜午後三時で、ギャラリートークは十六日午後一時から。 (堀場達)

 

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