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【千葉】

教員働き方改革プラン 月平均残業10時間以上減目標

 長時間労働を改善するため、千葉市教育委員会は、市立の小中学校と特別支援学校、高校の教員を対象に「働き方改革プラン」を策定した。「過労死ライン」とされる月平均八十時間を超える残業をした教員が16・2%おり、プランでは毎日三十分早く帰るよう呼び掛け、二〇二一年度までに一人当たりの月平均時間外勤務を十時間以上減らす目標を掲げた。 (黒籔香織)

 市教委の一七年度の調査で、管理職を除く教員三千六百十六人のうち、過労死ライン超えの教員は五百八十九人だった。このうち中学校教員六人は、時間外勤務が月平均二百時間を超えており、最長の月で二百八十八時間の教員もいた。

 教員の月平均の残業時間は四十九時間だった。中学校教員が六十四時間と最も長く、高校五十六時間、小学校四十二時間、特別支援学校二十七時間だった。背景には、部活動の負担や個別の配慮が必要な生徒の増加、保護者対応などがあるという。

 こうした実態を踏まえプランでは、残業削減の数値目標と具体策を盛り込んだ。四月から各校で閉庁時間を設けるほかに、自動応答電話を順次導入して休日や夜間の電話に応対しない。

 管理職が勤務時間を即座に把握できるよう出退勤記録にICカードの管理システムを導入する。二〇年一月にはパソコンを教員一人に一台配布し、事務業務の効率化を図る。

 磯野和美教育長は「職員が元気になれば子どもが元気になる。学校長が現場のマネジメントをしないと、プランは進まないため、研修会をやってきたい」と述べた。

 

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