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定数削減を争点に 賛同候補ポスター ステッカー貼付案

市民有志が作製した選挙ポスターに貼ってもらうステッカー(見本)

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 統一地方選後半戦の流山市議選(十九日告示、二十六日投開票)をめぐり、議員定数二八の削減を求める住民団体「流山市有志市民の会」が、賛同する候補者に「削減賛成」のステッカーを選挙ポスターに貼るよう提案している。同会は「有権者側から議員定数を争点化する試み」と話している。 (飯田克志)

 同市議会は二〇〇七年選挙から定数を三二から二八に減らした。一三年六月、特別委員会を設け定数問題を議論したが、(1)現状維持(2)行革に歩調を合わせる削減(3)多様な意見を反映させるために増員−と意見が分かれた。これを受け一四年の三月定例会で四減案と二減案が議員提案されたが、ともに否決された。

 市民の会は、特別委の市民千人への郵送アンケート(回収率36%)で、削減が43%、現状維持が34%、増員が3%だったことなどを挙げ、ステッカーを使った取り組みは、市議会が「民意」を反映させなかったことに抗議するためだと説明する。

 定数削減の意義として、議員が「身を切る改革」の姿勢を示すとともに、選挙における競争力がアップし「議員の質」の向上につながると主張。野路烝一(のじじょういち)代表(70)は「住民投票と似た状況を作り出そうという実験。選挙の論戦が活発になり、市民の関心も高まる」と強調する。

 候補者は同会からステッカーを購入。市議選には三十七人前後が立候補を検討しており、現在七人がステッカーを購入している。

◆立候補予定者と18日意見交換会 ネットで調査公開も

 流山市議選では、定数削減を求める市民団体とは別の二つの市民有志団体がそれぞれ立候補予定者アンケートをネットで公開したり、十八日に立候補予定者と市民が意見を交わす「公開政策交歓会」を開いたりする。一方、同日実施される市長選では前回と同じ顔触れによる現新一騎打ちが見込まれるためか、市民の目立った活動はみられない。

 政策アンケートは「流山市議選公開質問実行委員会」が実施。市内の六つの市民団体による市の課題に関する質問に、立候補予定者が回答する形式。質問内容は子育てや男女共同参画、住環境、開発、健康など。二十人が回答して、実行委のホームページやフェイスブックで紹介している。

 交歓会は「市民と市議候補者の政策交歓会をひらく会」が企画した。十八日午前十時から初石公民館で、午後六時半から市南流山センターでそれぞれ開催。予定者が所信を五分以内に話した後、同会の司会で意見交換する。予定者七人が参加する見通し。入場無料。問い合わせは、同会の突田芳宏さん=電080(5200)1201=へ。

 

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