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LRT問題 賛否回答 半数以下の23人

 宇都宮市の次世代型路面電車(LRT)の導入計画をめぐり、市民団体「宇都宮市のLRTに反対し公共交通を考える会」は、宇都宮市議選(定数四五)に立候補を検討している現職、新人、元職に、LRT事業への考えを聞いた公開質問状の回答をまとめた。二月末時点で出馬の動きを見せていた計五十六人に送付し、十六日までに回答したのは二十三人にとどまった。

 質問状では、LRTの導入と、市議選で自らの姿勢を公約に明記することへの賛否をそれぞれ聞いた。回答した二十三人の内訳は、現職が十五人、新人と元職が合わせて八人。

 このうち、LRT導入に賛成は二人、反対は十八人。ほかの三人は「その他」を選び、自由記述で「現時点での導入に反対」「市民不在の進め方に反対」などと補足している。

 LRTへの自らの姿勢を公約に明記することには、十八人が賛成し、三人が反対。反対とした人は、自由記述で「市議になる前に賛否は決定できない」「前回、LRTに反対し落選した」などと理由を記した。ほかの二人は「その他」を選んだ。

 考える会の上田憲一代表は、特に元職や新人の回答が少なかったことを疑問視し「LRTについてよく分からない感じ。候補者が分からないのでは、市民も分かっていないということ」と指摘。「大事な問題なので、立ち位置を示してもらいたい」と市議選で争点の一つになるよう期待する。

 統一地方選の後半戦となる宇都宮市議選は十九日告示、二十六日投開票で行われる。 (後藤慎一)

 

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