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「五輪スタジアムは異論噴出」 国立競技場解体延期を

 二〇二〇年東京五輪のメーンスタジアムとなる新国立競技場について、規模の縮小を求めている建築家の槇(まき)文彦さんや作家の森まゆみさんらが二十三日、都内で記者会見し、七月にも始まる現競技場の解体延期などを求めた。国などに近く要望書を提出する。

 新競技場をめぐっては五輪史上最大の大きさが及ぼす景観やコストへの悪影響が問題視されている一方、改築ではなく改修で済ませる方法など現計画への具体的な対案も建築関係者から出ており「異論が噴出している現時点で、取り壊しを始めるのは拙速だ」と主張した。

 また、聖徳記念絵画館前に建設される予定のサブトラックについても、整備のあり方をきちんと説明し、五輪後には確実に撤去するよう求めた。

 陸上大会の開催に不可欠なサブトラックは五輪の際は仮設で設置する計画になっているが、具体的な整備方法はこれまでほとんど明らかになっていない。

 槇さんは「イチョウ並木から絵画館に続く空間は外苑の中核。本当に仮設かどうかはっきり説明がない。当局が国立と一緒に周りも変えてしまおうと考えているなら問題だ」と指摘。その上で、一連の計画の進ちょくについて「市民の知らないところで計画が進む。こういうことが成熟した国で行われていることが信じられない」と批判した。

 

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