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【経済Q&A】

“還暦”10円硬貨の表は? 製造年が裏側に 造幣局「金型を毎年交換」

十円玉の表(左)と裏

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 Q 十円硬貨が製造開始から六十年になると聞いた。ところでどちらの面が表なの。

 A 現在の法律は硬貨の表、裏について明文化はしていない。ただ、独立行政法人の造幣局は、製造年の記載がある面を裏と定める。

 つまり十円硬貨は平等院鳳凰堂が描かれ「十円」と漢字で記載された面が表で、「10」と製造年が書かれた方が裏。百円は桜が描かれた面が表、「100」の文字と年号が刻まれた方が裏になる。

 造幣局によると一八七一年、当時の法律が龍紋が描かれた面を表と定めたのが硬貨の表裏決定の始まり。第二次大戦前には菊の紋章がある面を表と定めた時期もあったが、戦後は、製造年の記載がある面を裏とした。

 表裏の区別について造幣局の担当者は「貨幣に製造年を刻む『裏用』の金型(極印)は一年ごとに交換が必要だが、表は不定期の交換。決まっていた方が金型などの管理がしやすい」と説明する。

 十円硬貨の具体的な製造開始日は不明だが、造幣局は二十二、二十三の両日、東京都豊島区東池袋の東京支局で「造幣東京フェア」を開き、十円硬貨の“還暦”を祝う。 (藤川大樹)

 

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