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【経済】

トランプ氏から批判 コマツ・大橋徹二社長、知名度上がり「感謝」

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 建設機械大手コマツの大橋徹二社長は二十一日、本紙などのインタビューで、次期米大統領のドナルド・トランプ氏から雇用問題に絡めて批判を受けたことについて、米国内での知名度が高まったことから「感謝している」と述べた。

 トランプ氏は大統領選の候補選びが熱を帯びる今年一月に「日本は円安に誘導している。私の友人は米キャタピラー社の代わりにコマツの建設機械を買った」と、コマツをやり玉に挙げて日本の経済政策を批判。外国製品に米国の雇用が奪われたと主張した。

 これに対して、大橋氏は「われわれは米国で長く事業を行い、工場も持っていて、約六千人を雇用している。現地のトップも米国人だ」と指摘。トランプ氏の発言後、こうしたコマツが米国で展開する事業内容も米国内で報じられ、顧客からは好感触を得たという。

 大橋氏は「広まって良かった」とトランプ氏の批判を前向きに捉え、公共事業については「米国内のインフラ改修は急務。どなたが大統領でもやらないといけない」と話した。

 トランプ氏の勝利判明前の十一月八日に二千二百円台だったコマツの株価は同氏が勝った同九日に急落。だが、トランプ氏がインフラ投資を強調し、円安も進んだことから上昇に転じ今月二十一日の終値は二千六百八十六円。公共事業期待と円安の両方の追い風を受ける事実上の「トランプ関連銘柄」として注目を集めている。 (妹尾聡太)

 

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