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【経済】

「ブラック・フライデー」セールに効果あり イオンが恒例化へ

イオンが開催した米国流のセール=11月、東京都品川区で

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 イオンが「ブラック・フライデー(黒字の金曜日)」と呼ばれる米国流のセールを恒例化し来年以降も実施する方針を固めたことが二十四日、分かった。初開催した十一月二十五〜二十七日に呼び名の通り黒字を達成し、消費を盛り上げる効果を確認した。

 グループ全体の十一月の売上高も前年同月を1%程度上回ったもようだ。様子見だった競合他社も参戦へ動くとみられ、ハロウィーンに続く新たな商戦として定着する可能性が出てきた。

 業界内では、需要の先食いにより年末商戦にブレーキがかかるとの指摘も出ていたが、イオンでは現時点で特段影響は見られないという。

 米国では感謝祭翌日に当たる金曜日が年末商戦の幕開けとなり、小売店がこぞって黒字になることからブラック・フライデーの名が付いたとされる。イオンがまとめた開催対象店舗の三日間の実績は、売上高が昨年の同じ週の金曜日から日曜日と比べ15%増えた。特に衣料品は40%近く伸び、コートなどの冬物が好調だった。販売促進などの費用もかかったが、利益を確保し手応えをつかんだ。

 黒色の風船で来店を歓迎するアーチをつくるなど催しの演出に力を入れた店舗ほど業績が良かったという。消費者の節約志向が叫ばれるが、イオンは「顧客はお金を使う理由を求めている」(幹部)として、来年はセールに参加するグループ企業を増やすなど開催規模の拡大を検討する。

 

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