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【経済】

ミニ、輸入車初の首位 ゴルフ陥落「排ガス」響く

BMW「ミニ」

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 二〇一六年に国内で新車登録された外国メーカー車のモデル別販売台数は、統計を取り始めた一九八八年から二十八年連続で首位だった独フォルクスワーゲン(VW)の「ゴルフ」が二位(二万二千八百二台)に転落し、独BMWの「ミニ」が初めて首位(二万四千五百四十八台)に立った。日本自動車輸入組合が十一日に発表した。

 ゴルフの販売が伸びなかったのは、最新モデルを発売した一三年以降、大きな改良がないことなどが要因。米国で発覚したVWディーゼル車の排ガス不正も影響した。一方、3ドアタイプが中心だったミニは一四年に5ドアタイプを、一六年にディーゼル車を出し、販売台数を増やした。

 ゴルフは五人乗りのハッチバック車。日本では一九七〇年代に自動車評論家の故徳大寺有恒(とくだいじありつね)氏が高く評価して注目されるようになった。輸入車としては比較的安価なことも人気の要因になり、一五年までモデル別販売台数で首位に立ち続けていた。

 VW日本法人の広報担当者は「国産、輸入を問わず、このサイズの車の競争は世界中で激しくなった。他社の技術も進歩している」と話した。ライバル車は自動運転などにつながる先進機能を充実させたが、ゴルフは一歩出遅れている。

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 一方、ミニは同名の英国製を受け継ぎ、二〇〇一年から新ブランドとして登録されるようになった。車の大きさはゴルフよりやや小さい。BMW日本法人の担当者は「車に個性を求める人が、国産ミニバンなどから乗り換えている」と説明した。

 日本自動車輸入組合は十一日、ブランド別の年間販売台数も発表。独メルセデス・ベンツ(六万七千三百八十六台)が二年連続の首位、ミニを除くBMW(五万五百七十一台)が二位、VW(四万七千二百三十四台)は順位を一つ下げ三位となった。

 

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