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【経済】

フィアットの排ガス規制逃れを指摘 米環境保護局

 【ニューヨーク=東條仁史】米環境保護局(EPA)は十二日、欧州自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)が、排ガスを制御するソフトの搭載を申告していなかったとして、大気浄化法違反の通知を出したと発表した。

 FCA側は「システムは適法で、EPAに失望した。次期政権と協力し、この問題を公正に解決するつもりだ」との声明を発表した。

 EPAによると、運転の状況に応じ排ガスを制御するソフトの搭載は、車の認証手続きで申告が義務付けられている。FCAは二〇一四〜一六年型のディーゼルエンジン車二車種、計十万四千台に搭載した八種類のソフトを申告していなかった。

 その結果、窒素酸化物(NOx)の排出が増え、国民の健康を脅かしているという。調査は継続中で、FCAは一台当たり、最大で四万四千五百ドル(約五百万円)の民事制裁金が科される可能性がある。

 排ガス不正問題では一昨年九月、ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)が違法ソフトを使っていたことが判明。VWは十一日、民事制裁金など計四十三億ドルを米政府に支払うことで合意した。

 

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