東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 経済 > 紙面から > 1月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【経済】

「強いドル重要」 財務長官候補、トランプ発言を修正

写真

 【ワシントン=共同】トランプ次期米大統領が財務長官に指名したスティーブン・ムニューチン氏=写真、AP・共同=は十九日、議会上院の指名承認公聴会で証言し「強いドルは長期的に重要だ」と表明した。「強いドルは国益に沿う」とする米国の為替政策を維持し、世界で最も広く利用されている基軸通貨の地位を守ると強調した。ドル高の短期的な悪影響には対処する考えも示した。

 ムニューチン氏は「ドルは最も魅力的な通貨で、海外から米国に投資を呼び込んでいる」と指摘。トランプ氏のドル高けん制発言をきっかけに、ドルが円に対し急落するなど市場が混乱したことで軌道修正を図った。

 足元のドル相場については「とても強い」との認識を示したが、その後は「財務長官に指名された立場なので相場の短期的な動きにはコメントしない」と言い直した。ドル高の悪影響から「米国の企業を守り、海外移転しないようにしなければならない」とも語った。

 トランプ氏は米紙が十七日に掲載したインタビューで「われわれの通貨は強過ぎる」と述べ、ドル相場を安値に誘導する可能性にも言及した。

 これについて、ムニューチン氏は「短期的な相場の動きは貿易に悪影響を及ぼす恐れがあるとの趣旨で、長期的な話ではない」と説明。次期政権内で為替に関する発言を統一する考えも示した。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】

PR情報