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【経済】

光明はペンス副大統領? 知日派 企業幹部らと人脈

20日、ワシントンで行われた就任式で宣誓するペンス米新副大統領=AP・共同

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 トランプ米大統領が打ち出す通商政策が日本の経済界を揺るがす中、一筋の光明とも言えるのがマイク・ペンス副大統領の存在だ。ペンス氏は二〇一三年からのインディアナ州知事時代に企業誘致などのために日本を複数回訪れ、企業の幹部らとの交流を深めてきた。

 「日本とインディアナ州の経済的な結び付きは極めて重要だ。二百五十以上の日本企業が五万二千人以上の雇用を提供している」。ペンス氏は一五年の来日時、日米政財界の要人が集まる会議でこう述べた。

 自動車メーカーだけでもトヨタ自動車、ホンダ、富士重工業が同州に工場を持つ。一九八九年に現地工場を稼働させた富士重の幹部は「州政府と協力して従業員を採用している」と話す。同社は工場の生産能力を増強した昨年、正規と非正規を合わせて従業員約千六百人を新たに雇用した。ペンス氏が群馬県内の同社工場を見学したこともある。

 日本の経済界としては、日本企業をよく知るペンス氏とのパイプを活用しようと動いている。トヨタの豊田章男社長は今月十日にワシントンを訪問し、ペンス氏と会談した。経済同友会も十三日に発表した報告書で「知事としての実績、穏やかな人柄を評価する声は多い」と指摘している。 (妹尾聡太)

 

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