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【経済】

米の貿易赤字、日本が2位浮上 16年7.7兆円で額は横ばい

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 【ワシントン=共同】米商務省が七日発表した二〇一六年のモノの貿易収支(通関ベース)によると日本に対する赤字は六百八十九億三千八百万ドル(約七兆七千億円)だった。赤字は前年とほぼ同じだったが、ドイツを抜き、中国に次ぐ二位に浮上した。日本との貿易では乗用車が大幅な輸入超過だった。米国との貿易で巨額の黒字を稼ぐ日本に対するトランプ大統領の批判が激しくなるのは確実だ。

 米国の赤字全体に占める日本の割合は9・4%となり、前年に比べ0・2ポイント上昇した。トランプ氏が十日の日米首脳会談で、安倍晋三首相に対し、厳しい姿勢で対日赤字の削減につながる対策を要求する可能性が一段と高まった。

 モノの貿易赤字の総額は1・5%減の七千三百四十三億一千六百万ドルだった。国別に見ると中国に対する赤字が5・5%減の三千四百七十億三千八百万ドルで、全体の47・3%を占めた。中国、日本に次いで赤字が多かったのは対ドイツで六百四十八億六千五百万ドル、四位は対メキシコの六百三十一億九千二百万ドルだった。

 一六年に米国が日本から輸入した乗用車の金額は三百九十二億六千百万ドルだった。半面、米国が日本に輸出した乗用車は五億一千八百万ドルにとどまった。乗用車の最大の輸入先はカナダだった。日本は二位、三位がメキシコ、四位がドイツだった。

 トランプ氏は、日本車は米国で普及しているのに、日本での米国車の売れ行きが良くないことを「不公平だ」と批判している。日米首脳会談では日本の自動車市場を巡っても議論になりそうだ。

 一方、一六年のモノとサービスを合計した国際収支ベースの貿易赤字は0・4%増の五千二十二億五千二百万ドルで、三年連続で拡大した。

 

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