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【経済】

タカタ、赤字640億円 3月期見通し リコール費用重く

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 エアバッグのリコール(無料の回収・修理)問題に揺れるタカタは十日、二〇一七年三月期の連結業績予想を下方修正し、純損益が六百四十億円の赤字となる見通しだと発表した。従来は二百億円の黒字を見込んでいたが、三年連続の赤字となる。米司法省と支払いに合意した賠償金などリコール関連費用として一六年四〜十二月期に計千七十五億円の特別損失を計上したことが響いた。

 今回の損失により、昨年九月末時点で千二百四十億円あった純資産は同十二月末時点で四百七十八億円と大幅に目減りした。財務の健全性を示す自己資本比率も29・4%から9・8%に低下した。タカタ製エアバッグを巡ってはリコール費用が全体で一兆円規模に上る見込みで今後はより一層、厳しい経営を迫られることになりそうだ。

 一六年四〜十二月期の純損益は六百七十一億円の赤字となった。前年同期は二十五億円の黒字だった。今年一月に罰金や自動車メーカーへの賠償金など十億ドル(約千百四十億円)を支払うことで米司法省と合意し、今月九日に四〜十二月決算に特別損失として計上すると公表していた。

 

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