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【経済】

FRB議長、早期利上げを米議会で証言 「待ちすぎ賢明でない」

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 【ワシントン=石川智規】米国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長は十四日、上院銀行委員会で金融政策報告に関して証言した。イエレン氏は政策金利の引き上げ時期について「待ちすぎるのは賢明ではない」と述べ、経済が順調に推移すれば早期に利上げすべきだとの考えを示した。

 トランプ政権の発足後、イエレン氏が議会で証言するのは初めて。利上げの時期については「三月とも五月とも言えないが、どの会合でも可能性はある」と述べた上で「経済が予想通りに推移すれば今後の金融政策会合で適切に判断する」と前向きな姿勢を示した。

 FRBは昨年十二月に金利を一年ぶりに引き上げ。今年は三回の利上げを見込んでおり、市場には引き上げの際は、政策金利を0・25%上げ0・75〜1・0%にするとの見方がある。

 トランプ政権の経済財政運営への見解を問われたイエレン氏は、減税やインフラ投資の増加を念頭に「財政やその他の政策の変更により、景気見通しに影響が及ぶ可能性がある」と指摘。さらにトランプ氏が重視する北米自由貿易協定(NAFTA)見直しや不法移民政策の行方によっては米国経済に加えて「メキシコ、カナダに悪影響が広がる恐れがある」との懸念を表明した。

 

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