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【経済】

5カ月ぶり貿易赤字 1月、対米は黒字継続

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 財務省が二十日発表した一月の貿易統計(速報、通関ベース)によると、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は一兆八百六十九億円の赤字だった。赤字は五カ月ぶり。国・地域別では米国向けが三千九百九十三億円の黒字となり、トランプ米大統領が問題視する対米黒字が続いているものの、水準は二カ月連続で前年を下回った。

 全体の貿易赤字額は一兆一千六百五億円だった二〇一五年一月以来の大きさ。財務省は「例年一月は中国の春節(旧正月)や日本の正月の影響で輸出が減り、貿易赤字になりやすい」と説明している。

 輸出は春節の影響に加え、米国向けの自動車なども振るわず、前年同月比1・3%増の五兆四千二百十九億円にとどまった。一方、輸入は8・5%増の六兆五千八十八億円に伸びた。世界的な原油や石炭価格の上昇で二十五カ月ぶりの増加となった。

 米国に対する黒字は26・6%減った。主にセダン系の自動車輸出の不調が響いた。米国産シェールガスによる液化天然ガス(LNG)が初めて輸入された影響もあった。

 対中国は九千九十三億円の赤字。自動車部品の輸出などは増えたが、春節によって輸出全体が伸び悩んだ。欧州連合(EU)との間では、英国向けの自動車などが振るわず九百四十八億円の赤字だった。

 

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