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【経済】

為替「公平な分析を」 米財務長官、IMF理事に

 【ワシントン=共同】ムニューシン米財務長官は二十一日、国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事と電話会談し「IMFが加盟国の為替政策を率直かつ公平に分析することを期待している」と述べた。トランプ政権は日本や中国などの貿易相手国による通貨安誘導に厳しい態度で臨むとしており、IMFにも各国の通貨政策を厳格に監視するよう求めた形だ。

 米財務省がムニューシン氏の発言要旨を発表した。米国はIMFへの出資比率が首位で、大きな影響力を持っている。

 トランプ大統領は最近のドル高傾向を繰り返しけん制し、一月末には日本と中国は輸出増のために自国通貨の相場を意図的に切り下げていると非難した。ムニューシン氏の発言の背景には、IMFは国際通貨制度の安定に重要な役割を担う機関でありながら、為替に関する分析が甘いとの不満があるとみられる。

 ムニューシン氏は電話会談で、米経済の成長加速と雇用拡大がトランプ政権の重要課題であると説明した。その上で、ラガルド氏に「世界経済の不均衡」の是正に取り組むよう求め、米国が抱える巨額の貿易赤字の削減にはIMFの協力が必要との認識を示唆した。

 IMFは米国を含む加盟国の経済政策を分析し、適切な政策を助言している。通貨政策をアドバイスすることもある。

 

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