東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 経済 > 紙面から > 2月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【経済】

新規制基準「適合」は6原発目 12基全てが加圧水型

 原子力規制委員会が二十二日、関西電力大飯原発3、4号機の審査書案を了承したことで、新規制基準での「適合」は、六原発十二基となった。いずれも加圧水型の原発で、東京電力福島第一原発と同じ沸騰水型での適合例はない。格納容器が比較的大きく、圧力が高まりにくいとされる加圧水型を優先した結果だ。

 稼働中の原発は、四国電力伊方3号機(愛媛県)と九州電力川内(せんだい)1号機(鹿児島県)の二基。川内2号機は昨年十二月から、定期検査のため停止している。

 他に関西電力高浜3、4号(福井県)と、運転開始四十年の高浜1、2号機と美浜3号機(同)が適合とされた。関電が審査を申請した三原発七基は、全てが適合と判断された。

 高浜3、4号機は一六年一、二月に再稼働したが、三月に大津地裁の運転差し止め命令を受けて停止。関電は大阪高裁に異議を申し立てた。審理は終結しており、近く判断が示される。

 高浜1、2号機と美浜3号機は老朽化対策や新基準適合のための大規模工事に数年かかり、再稼働はその後になる。

 その他の審査は、北海道電力泊3号機(北海道)と東電柏崎刈羽6、7号機(新潟県)が進んでいたが、防潮堤下の地盤に液状化の恐れが分かり遅れている。柏崎刈羽では、東電が一四年に免震重要棟の耐震不足を把握しながら今月まで報告せず、審査はさらに長引く見通し。

写真
 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報