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【経済】

トヨタ経営側がベアに難色 第1回交渉「賃上げ要素ない」

 トヨタ自動車は二十二日、二〇一七年春闘の第一回労使協議会を愛知県豊田市の本社で開いた。ベースアップ(ベア)に相当する賃金改善分を月額三千円とした労働組合側の要求に対し、会社側は「(賃金水準を)引き上げるべき要素は見当たらない」との認識を示した。

 トヨタは円高で業績が悪化していることから、厳しい交渉になりそうだ。為替相場の不安定な動きに加え、自動運転など先進技術で業界の競争が激化しており、豊田章男社長は協議会で「今の経営環境はかつてないほど不透明だ」と強調した。

 協議会には会社側から豊田社長ら約九十人が、組合側から鶴岡光行委員長ら約二百三十人が出席。組合側は、賃金水準の底上げとなるベアを継続することが経済の好循環につながると訴えた。

 トヨタの労使は今後、毎週一回の交渉を行い、三月十五日に会社側が正式回答する予定。一六年春闘では月額三千円のベア要求に対し、千五百円で妥結した。

 

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