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【経済】

就活短期決戦始まる 会社説明会解禁 今年も準備3カ月

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 来年春に卒業予定の大学三年生らの採用に向けた主要企業の会社説明会が一日解禁され、大学生の就職活動は本番を迎えた。経団連が加盟企業向けに決めた採用日程は昨年と同じで、面接などの選考活動の解禁は六月一日。学生の準備期間が三カ月の短期決戦となる。

 人手不足を背景に企業の採用意欲は依然として高く、学生優位の売り手市場が続いている。ただ企業は今年も学生の質を重視し、厳選採用する方針だ。正式な内定の解禁は十月一日。

 一人でも多くの優秀な学生を確保しようと採用の早期化を図る企業があり、六月の前に面接をしたり内定を約束したりする「解禁破り」が相次ぐ懸念も出ている。就活に詳しい専門家は学生に「自分の力が発揮できる仕事や会社なのかをしっかりと見極めて決めてほしい」とアドバイスする。この日は各地の大型施設や大学などで説明会が開催された。

 企業約六百三十社が参加して千葉市の幕張メッセで開かれた合同説明会で、富山大三年の男子学生(22)は「昨年夏からインターンシップ(就業体験)に参加し準備をしてきた。一つの会社に長く勤めたいので将来性があり安定した会社を選び、早く内定を取りたい」と意気込みを語った。明治学院大三年の女子学生(21)は「就活はすごく不安だが、働きやすい企業が良い。長い残業があるのは嫌だし、将来子どもができても働き続けたいのでワークライフバランスを重視する」と話した。

 大阪市のATCホールの説明会に参加した大阪産業大三年の森本勇輝さん(21)は「志望業界を決めるのはこれから。六月に面接が始まるまでに自己PRを完璧に仕上げたい」と話した。

 住宅メーカーは学生をブースに呼び込もうと、人型ロボット「Pepper(ペッパー)」を設置。担当者は「売り手市場なので去年と同じことをしても他社に勝てない」と話した。

 

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