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【経済】

東芝、担保に主力5工場 銀行団の融資継続に狙い

 経営再建中の東芝が、融資を継続してもらうため銀行団に新たに提供する担保の中に、東京の府中事業所(府中市)など関東三都県にある五カ所の工場が含まれていることが十六日、分かった。電力や鉄道関連など幅広い製品を手掛ける主力工場を担保にすることで、銀行団の信頼をつなぎ留める狙いとみられる。

 五カ所は府中のほか、京浜事業所(横浜市鶴見区)、横浜事業所(横浜市磯子区)、浜川崎工場(川崎市川崎区)、深谷事業所(埼玉県深谷市)。土地だけでなく建物も担保にする予定で、二千億円近い価値があると想定しているようだ。

 東芝は工場のほか、事務機器の東芝テックや発電設備を扱う東芝プラントシステムなどグループ上場会社の株式も担保とする。工場に上場グループ企業株を加えた担保価値は計約四千億円とみられる。

 東芝は主力行や地方銀行から計約二千八百億円の協調融資を受けている。十五日に開催した銀行団との会合で四月末までの融資継続を要請し、三月三十日までに回答を求めた。

 会合で東芝は今年前半の資金繰りに問題はないと強調した。ただ七千億円超の損失を見込む米原発建設は今後も費用が拡大する可能性がある。東芝は数千億円の新規融資要請も検討しており、銀行団との協力関係を強化したい考えだ。

 

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