東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 経済 > 紙面から > 3月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【経済】

原燃再処理工場 排気ダクトに穴 腐食を放置か

 日本原燃の使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)の排気ダクトに腐食でできた穴が見つかったことが分かった。二〇一四年五月には近くの別の箇所で腐食が見つかったが、ダクト交換など根本的な対策を実施していなかった。原子力規制委員会事務局は「放置していた疑いがある」と批判、原燃に原因究明と再発防止策の報告を求めた。

 原燃によると、ダクトは亜鉛でメッキされた鋼板で、放射性物質を含む溶液の成分などを分析する建屋内にある。このダクトには放射性物質を含む空気は通っておらず、外部への影響はないとしている。二月十九日の点検で穴を確認し、三月三日に規制委事務局へ報告した。

 一四年に腐食を発見した際は規制委事務局に報告し、テープでふさいで定期的に目視で確認する措置を取った。今回穴が開いていた箇所も内部の腐食を確認していたというが、ダクト交換などはしなかった。

 中国電力島根原発2号機(松江市)の中央制御室の換気ダクトで腐食による穴が見つかったことを受け、規制委は、原発など全国の原子力関連施設で同様の問題がないか調査するよう求めている。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報