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【経済】

乗用車のカタログ燃費 市街地・郊外・高速の走行別に表示へ

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 国土交通、経済産業両省は二十二日、自動車メーカーが乗用車のカタログに掲載する燃費に関し、市街地、郊外、高速道路の三種類の走行を想定した数値と平均値の計四種の表示を義務付けることを決めた。現在は平均値だけが掲載されているが、実際の燃費は一〜四割悪いとの指摘を受け、実走行に近い数値の表示を目指す。

 両省は六月をめどに制度を改正し、メーカーには二〇一八年十月以降の新型車からカタログでの新表示を義務付ける。ガソリン車、ディーゼル車、ハイブリッド車(HV)が対象で、メーカーは今夏以降、新表示のカタログの導入を進めるとみられる。

 新たに表示するのは、信号や渋滞の影響を受け低速の「市街地」、信号や渋滞の影響があまりない「郊外」、高速道路を走行する「高速道路」。これに加え三つの数値から算出した平均値も掲載する。

 現在のカタログ燃費は国がさまざまな速度での走行を想定した測定結果から平均値のみを算出して表示している。新表示では走行状況に応じた燃費が分かりやすくなり、ドライバーが使用条件に合った車を選びやすくなるメリットがある。

 車の燃費を巡っては、昨年四月以降、三菱自動車のデータ改ざんや、スズキによる法令と異なる方法での測定といった不正が発覚した。新表示により測定方法が厳密になるため、不正を防止する効果も期待されている。

 

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