東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 経済 > 紙面から > 4月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【経済】

ヤマトの取り扱い荷物 過去最高18.7億個 通販普及、人手は不足

 宅配便最大手のヤマト運輸は6日、2016年度に取り扱った荷物が過去最高の約18億7000万個だったと発表した。

 インターネット通信販売の普及で宅配便の利用が急拡大し、これまで最高だった15年度の約17億3000万個と比べ7.9%増えた。荷物をさばく人手の不足が深刻化し、17年度は運賃値上げとサービスの縮小で荷物量や長時間労働を抑制する。

 ヤマトの宅配便は06年度の約11億7000万個と比べると、この10年間で約59%膨らんだ。特に、ネット通販最大手アマゾンジャパンの荷物を取り扱い始めた13年度には16億個を突破。配達の現場では急速に人手不足が進んだとされている。

 ヤマトは今年9月までに、個人が送る荷物を含めて運賃を27年ぶりに値上げする方針だ。値上げを受け入れない大口顧客との契約を一部打ち切ったり、繁忙期の配送日を分散するよう求めたりして荷物の総量を抑える。

 現場では長時間労働が慢性化し、残業代の未払いも発覚した。既に実態を調査し、一部では支払いが始まった。6月には正午から午後2時までの時間帯指定配達を取りやめ、従業員が休息できるようにする。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報



ピックアップ
Recommended by