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【経済】

ヤマト、ネット通販の即日配送撤退へ 「早さ」競争 対応困難に

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 宅配便最大手のヤマト運輸が、インターネット通販最大手アマゾンから受託する即日配送からの撤退を検討していることが、分かった。迅速な配送をうたうネット通販の競争が激化する中、人手不足で対応できなくなったためだ。通販各社では、即日サービスを維持しようと自社での配送を模索する動きも出始めている。

 ネット通販には商品を運ぶ配達網が欠かせない。ヤマトに代わり、アマゾンの即日配送を引き受けるのは業界三位の日本郵便とみられる。ただ、日本郵便が二〇一五年度に扱った宅配便数はヤマトの三分の一以下で、即日配送の引き受けは一部となりそうだ。二位の佐川急便は一三年にアマゾンとの取引を停止した。

 宅配大手は深刻な人手不足に陥っており、アマゾンは東京や大阪など一部地域で、注文から最短一時間で届けるサービスを自社で賄っている。「通常の配送もアマゾン自身で今後担うための布石ではないか」(宅配大手幹部)との見方もある。

 事務用品通販のアスクルや家電量販のヨドバシカメラも、地域を絞り自社の配達員が商品を届けている。両社は「早さを求める消費者は多い」として、即日や数時間以内の到着をアピールする。

 

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