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【経済】

テスラ時価総額 米自動車首位に EVメーカー、GM抜く

 【ニューヨーク=東條仁史】米電気自動車(EV)メーカー、テスラの株価が十日、ニューヨーク株式市場で上昇し、時価総額が米ゼネラル・モーターズ(GM)を抜き米自動車業界で初めてトップに立った。低価格車の量産計画などに対して市場の評価が高まった。

 十日のテスラ株はアナリストらの投資判断の引き上げを受け、約3%上昇。ロイター通信によると、テスラの時価総額は五百八億八千七百万ドル(約五兆六千四百億円)に達し、五百八億八千六百万ドルだったGMを僅差で上回った。三日には、フォード・モーターを抜いて二位になったばかりだった。

 昨年の販売台数はテスラが約七万六千台で、GMは約百三十倍の約九百九十六万台。企業規模でははるかに上回るが、自動車大手は業績の先行きに不透明感が広がる。一方、テスラは今年量産を計画している低価格の新型セダン「モデル3」が人気を集めており、時価総額の急伸につながった。

 テスラ株はここ一カ月間で30%近く上昇しており、過熱感も出ている。市場関係者の間では「上昇のペースが速すぎる。調整局面が訪れる」と警戒する声も出始めている。

<テスラ> 2003年創業の電気自動車メーカー。08年にスポーツカー「ロードスター」を発売するなど事業を拡大。自動運転技術の開発に積極的なほか、業務や家庭向け蓄電池も手掛ける。トヨタ自動車とゼネラル・モーターズ(GM)の旧合弁会社の工場で車両を生産。電池の生産でパナソニックと提携している。共同創業者で最高経営責任者(CEO)のイーロン・マスク氏は宇宙船を開発するベンチャー、スペースXのCEOも務める。 (共同)

 

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