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【経済】

東芝、上場維持に時間稼ぎ 東証「判断時期示せぬ」

 東京証券取引所は、東芝が起こした不正会計問題を巡り、すでに上場維持の可否を審査をしている最中だ。十一日に監査法人のお墨付きがない決算を東芝が発表したことは、東証にとって新たな審査対象が増えただけで、東芝による最終判断までの時間稼ぎに近い。最終判断の時期について、東証は「いつまでに出す、という期限が示せない」としている。

 東証は、東芝による過去の不正会計問題を受けて、二〇一五年九月に上場廃止の可能性があることを投資家に知らせる「特設注意市場銘柄」に指定し、内部管理体制の改善度を審査している。東証が改善が見込めないと判断すれば、上場廃止になる。上場企業が開示する決算に監査法人が「不適正」や「不表明」の意見をつけ、東証が事実関係を調べたうえで「上場廃止にしなければ市場の秩序を維持できない」と判断すれば、上場廃止となる。

 上場維持の可否を巡る審査対象が増えたことに、市場関係者からは「これだけいろんな基準にひっかかる企業も珍しい。企業として厳しい状態だ」との声が出ている。 

  (中沢佳子)

 

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