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【経済】

中国のGDP6.9%増 1〜3月期は政府目標上回る

 【北京=秦淳哉】中国の国家統計局が十七日に発表した二〇一七年一〜三月期の国内総生産(GDP)は、物価変動の影響を除いた実質で前年同期比6・9%増となった。中国政府は今年の成長率目標を6・5%前後としており、一〜三月期はこの目標を上回った。

 昨年のGDPは6・7%増と、天安門事件の影響で落ち込んだ一九九〇年(3・9%増)以来の低い伸びとなったが、成長率は過去一年、ほぼ横ばいで推移。全体的には下げ止まりから、やや上昇の傾向をみせている。

 一七年一〜三月期の成長率は、6・8%の伸びだった一六年十〜十二月期を小幅に上回った。成長率の加速は二・四半期連続。一七年一〜三月期は、これまで成長を支えてきた「不動産開発投資」が9・1%増と伸びた。政府による住宅売買抑制策はあったものの、前年一年間の6・9%増を上回った。

 公共工事や設備投資を示す「固定資産投資」も、好調なインフラ整備などを中心に9・2%増となった。個人消費を示す「社会商品小売総額」は、自動車取得時の税率軽減の継続による効果もあって10・0%増と底堅さを示した。

 輸出は14・8%増。輸入も31・1%増と大きく伸びたが、トランプ米政権は対中貿易赤字の削減を求めている。米中間の対立が続けば、中国経済が停滞する要因になる可能性もある。

 

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