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【経済】

エイベックス残業代未払い 従業員の半数、数億円規模

 音楽ソフト大手のエイベックス・グループ・ホールディングスは二日、数億円規模の未払いの残業代が見つかったと明らかにした。昨年十二月に東京労働局三田労働基準監督署から是正勧告を受けて全従業員約千五百人を調査した。現時点では半数程度に残業代が適切に支払われていなかったとみている。対象時期は昨年六月から今年一月までで、五月に支払う。二月以降についても調査を進めている。

 未払い残業代は、ヤマトホールディングス(HD)や関西電力などの大手企業でも相次ぎ発覚しており、ずさんな労務管理に批判が出そうだ。

 エイベックス傘下の音楽制作に携わる主力企業などで問題が見つかった。これらの企業では、作業が長時間になることも多く、本来支給されるべき残業代の一部しか支払われていなかった。正社員だけでなく、契約社員なども対象に含まれる。

 問題発覚を踏まえて労務管理を見直す。これまでは、社員がパソコンの電源を入れた時間と、切った時間をもとに勤務時間を管理していたが、今後は、従業員自身がパソコンなどで申告するように改める。裁量労働制の導入も検討する。

 労基署からの勧告を巡っては、松浦勝人(まさと)社長が昨年十二月に自身のブログで「法律が現状と全く合っていない」「場当たり的にやっつけちまえ的な不公平な是正勧告に見えてならない」などと書き込んでいた。

 

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