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【経済】

シニア狙いの紙パンツ商戦 「薄型」人気 20年には市場4倍に

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 60代前後をターゲットにした尿漏れケア商品にメーカー各社が力を入れている。働く人に加え、外出やおしゃれを楽しむ人が60代以上に増加。他人と過ごす時間が長くなるにつれ、周りに知られずケアをしたい、とのニーズが高まった。最近はおむつのイメージを取り払い、スタイルが良く見えて下着感覚で身につけられる「薄型」の商品が人気だ。 (中沢佳子)

 ユニ・チャームは長時間の外出に向き、体形がきれいに見える薄型紙パンツ「ライフリー すっきりスタイルパンツ」(三枚入り二百九十九円など)を四月に発売。男女兼用だった従来品を見直して男女別に開発し、男性用は下着のように前開き部分を設けた。

 大王製紙も三月、紙パンツ「アテント さらさらパンツうす型足周りガード」(オープン価格)を発売。花王は四月に新商品「リリーフ スリムで快適」(同)を売り出し、青とピンクがあった薄型紙パンツ「リリーフ まるで下着カラーパンツ」(同)に、アイボリーとラベンダーの新色を追加した。

 総務省の調査では六十五歳以上で働く人は二〇一六年は七百六十七万人で十年前より50%増加。ユニ・チャームによると週一回以上運動する六十代以上の人の比率は一六年は61%で前年を23ポイント上回った。同社の担当者は「一方で仕事や友人との旅行などの際に団体行動をしていると尿漏れしても自由にトイレへ行きにくい。他人の目を気にせずに対処できる商品を求める声があった」と説明する。

 担当者によるとケア商品の「薄型」の利用者は一六年は前年比二・三倍に増えた。同社は薄型の市場規模は二〇年には一六年比で四倍に伸びるとみる。

 

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