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【経済】

青森・六ケ所村のウラン濃縮工場 新規制基準に「適合」

 原子力規制委員会は十七日、定例会合を開き、日本原燃のウラン濃縮工場(青森県六ケ所村)が新規制基準に適合すると認める「審査書」を正式決定した。

 新基準下での核燃料施設では、核燃料加工会社「グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン」(神奈川県)の工場に続き二例目となる。

 濃縮工場は、天然ウランにわずかしか含まれない核分裂しやすいウランの濃度を遠心分離機により核燃料に使える程度に高める国内唯一の施設で、一九九二年に操業開始。二〇一三年十二月に新基準が施行され、原燃が一四年一月に審査を申請した。

 周辺住民に大きな被ばくの影響を与えない既存施設は新基準施行から五年間は運転継続できる猶予規定があり、濃縮工場は現在も操業している。

 原燃を巡っては、業務改善が終わっていないのに、品質保証担当部署が「完了した」と虚偽の社内報告をしていた不祥事が昨年発覚。規制委は社内体制を改めて審査し、濃縮工場の審査書案の取りまとめが遅れていた。

 国の核燃料サイクル政策の中核である原燃の使用済み核燃料再処理工場なども主な審査が終わっている。

 

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