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【経済】

韓国、初の原発運転終了 文政権、脱却政策の本格化も

 【釜山=共同】韓国南部の釜山郊外にあり、一九七八年に運転を始めた同国最古の商業用原子炉、古里(コリ)原発1号機(加圧水型軽水炉、出力五十八万七千キロワット)の運転が十八日深夜、終了した。1号機は廃炉となり、五年後の年から解体作業が始まる。韓国での原発の運転終了は初めてで、同国で商業運転中の原発は一基減って二十四基になる。

 今年五月の選挙で当選した文在寅(ムンジェイン)大統領は「脱原発」を公約に掲げており、1号機の運転終了を機に原発依存からの脱却政策を近く本格的に打ち出す可能性がある。

 原発運営会社「韓国水力原子力(韓水原)」は十七日夕、1号機での発電をやめ、原子炉の冷却作業を始めた。通常三百度前後の炉は十九日午前零時(日本時間同)までに百度未満の「冷温停止」状態になる見通し。

 1号機は建設当時、韓国経済発展の象徴の一つだった。約三十年の設計寿命を迎えた二〇〇七年に十年間の運転継続が認められたものの、故障が続出。一二年には全電源喪失事故を起こした。

 韓水原は一五年、運転を認可期限の一七年六月でやめることを決めた。

 

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