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【経済】

大飯再稼働に町長同意 福井知事「受け止め対応」

 関西電力大飯(おおい)原発が立地する福井県おおい町の中塚寛町長は二十五日、町議会の全員協議会で、関電が目指す同原発3、4号機の再稼働について同意を表明した。その後、福井県庁で西川一誠知事に同意を報告。西川知事は「町長の考えを十分受け止め、しかるべき対応をしたい」と述べた。

 西川知事は「県民が3、4号機の安全や安心について、十分な信頼感を持てるか確認する必要がある」と述べ、自身の同意前に、使用済み核燃料の中間貯蔵施設を福井県外に建設するとしている関電の姿勢を改めて確認する考えを示した。

 関電は町と県の同意を得た上で、3号機を来年一月中旬、4号機を同三月中旬に再稼働させる計画。西川知事は、県議会の議論も踏まえ、十月以降、最終的に判断する見通し。

 中塚町長は協議会終了後、報道陣に「(国や関電の)安全性を向上させる姿勢が確認できたので、(町も)協力しなければならない」と説明。「電力供給地として責任を果たすことが大切だ」とし、事故が起きた場合の責任の所在について「(同意を)判断した私に責任の一端がある」との認識を示した。

 内閣府が十月中にも取りまとめる事故時の広域避難計画については、協議会で「実効性を高めるために国が充実、強化し続けることが必要だ」と指摘した。

 中塚町長は今月二十一〜二十二日、世耕弘成経済産業相や中川雅治原子力防災担当相と相次いで面談し、地域振興対策や防災対策への支援などを要望。「(再稼働に)同意するための環境が整った」などと述べていた。

 

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