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【経済】

米原発で債務保証追加 WH受注、2基に最大4100億円

 【ニューヨーク=共同】米エネルギー省は二十九日、米電力会社サザン・カンパニーによる原発二基の建設事業に対する債務保証を最大三十七億ドル(約四千百億円)追加すると発表した。二基の建設は東芝系で経営破綻した米原発大手ウェスチングハウス・エレクトリック(WH)がサザンから受注したが、WHの破綻後にサザンが引き継いだ。

 事業内容を精査した上で正式決定する。同省の債務保証は追加分を合わせると計約百二十億ドルに上る。ペリー長官は「米国の原子力エネルギーの将来は明るい」との声明を出し、原発建設を後押しする姿勢を強調した。

 政府が債務保証をすれば、サザンが資金調達をする際に金利負担を抑えられる利点がある。

 対象は米南部ジョージア州のボーグル原発3、4号機。一九七九年のスリーマイルアイランド原発事故後、新規着工がなかった米国で原子力産業再興の象徴とされた。

 WHの親会社だった東芝は、工事費用の一部を債務保証した契約を履行するため、サザンに三十六億八千万ドルを支払うことで合意している。

 

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