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【経済】

求む「脱砂糖」甘味料 コカ・コーラ、懸賞1億円

米ニューヨークのタイムズスクエアの大型電光掲示板に表示されたコカ・コーラの広告=共同

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 【ニューヨーク=共同】次代の甘味料を探し出してくれたら100万ドル(約1億1000万円)を差し上げます−。米飲料大手コカ・コーラが、世界中の研究者や科学者にこんな呼び掛けをしている。健康志向が高まり、砂糖を多く含む飲料を敬遠する人が増える中、「脱砂糖」の切り札を探して局面を打開しようという試みだ。

 コカ・コーラが求めるのは、天然で安全、低カロリー、飲料や食品に使うと砂糖のような味覚が得られる甘味料。専用のホームページを設けて応募を受け付けている。来年1月18日に応募を締め切り、同年10月3日に優勝者を発表する。同社幹部は「驚くべきアイデアは、どこからもたらされるか分からない」と社外の新鮮な発想に期待している。

 砂糖を多く含む飲料を取り巻く環境は厳しい。世界保健機関(WHO)は昨年10月、こうした飲料の消費拡大が肥満や糖尿病が増える主因になっているとして、各国に課税強化を呼び掛けた。米国では、東部ペンシルベニア州フィラデルフィアや西部カリフォルニア州バークリーなどが砂糖を含んだ炭酸飲料などに課税する「ソーダ税」を既に導入。サンフランシスコやシアトルも来年に課税を始める予定で、主力商品を狙い撃ちされた形の飲料大手は危機感を強めている。

 

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