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【経済】

日産、121万台リコールへ 無資格検査 対象24車種に拡大

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 日産自動車は二日、新車の完成検査を資格のない従業員が行っていた問題で、販売済みの二十四車種、約百二十一万台のリコール(無料の回収・修理)を今週中に国土交通省に届け出ると発表した。横浜市西区の本社で会見した西川広人社長は「心からおわびする。原因や従業員の意識を含めて徹底的に検証し、対策を練る」と謝罪した。 

 リコールの対象となるのは二〇一四年十月から問題が発覚した今年九月までに製造され、車検を一度も受けていない百二十一万台。

 日産は当初、対象車種を二十一としてきたがムラーノなどを追加し二十四になった。リコールにかかる費用は少なくとも二百五十億円と見積もる。

 この問題は国交省が九月十八日に立ち入り検査したことで発覚。日産は同月二十九日、販売店などが在庫として持つ新車約六万台の販売を停止し、点検をやり直すと発表した。

 完成検査は道路運送車両法に基づき行われる。国交省の通達では各メーカーが社内で認定した人が行うよう定めているが、日産では、国内にある六工場全てで、認定された検査員ではなく、検査の作業を手伝う補助員が行うことがあった。

 無資格検査の該当車種には同社が今後を懸ける重要車種と位置付け、今月二日に発売した新型の電気自動車(EV)「リーフ」も含まれる。リーフは月三千台の販売計画を上回る受注があったが、一部の顧客は納車が遅れる可能性がある。

     ◇

 問い合わせは日産自動車・お客さま相談室=電0120(941)232=へ。

 

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