東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 経済 > 紙面から > 10月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【経済】

日産の無資格検査問題 有資格者名で書類を偽装か

 日産自動車が国の規定に反して新車の無資格検査をしていた問題で、書類上は資格を持つ従業員が検査をしたように見せかけていた疑いが浮上していることが四日、分かった。国土交通省が栃木と京都の工場にも立ち入り調査を実施したことも判明。国内の全ての完成車工場に調査が入ったことになり、同省は実態の解明を急ぐ。

 日産では神奈川、栃木、京都、福岡の国内全ての完成車工場で、正式に認定されていない「補助検査員」が出荷前の最終段階で安全性のチェックに加わっていた。

 新車の最終検査は一台ごとに八人ほどが分担して行うという。表向きは資格のある検査員の名前で書類を作成していた可能性がある。国交省は「完成検査の記録を点検する中で(違反が)見つかった」と説明している。

 国交省は九月十八日に神奈川県平塚市の工場に立ち入り調査をし、問題を指摘した。以降、同県の他の工場や福岡県の工場も調査し、今月三日に栃木、京都の工場にも立ち入った。

 日産は無資格検査の原因究明と再発防止策をまとめ、十月末をめどに国交省に報告する。

 既に販売店を含む在庫約三万四千台の再点検に着手している。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報