東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 経済 > 紙面から > 10月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【経済】

神戸製鋼改ざん トヨタ「重大な問題」 JR東海は交換も検討

 神戸製鋼所によるアルミ製品のデータ改ざんで、メーカー各社が使用した部品の確認など対応に追われている。トヨタ自動車は八日、取材に「重大な問題であると認識している。(改ざんされた問題の製品が使われていた)車種や安全性への影響を早急に確認する」と答えた。

 トヨタ広報部によると、神戸製鋼所から改ざんの連絡を受けたのは、九月二十一日。社内調査で一部車種のボンネットや荷室のドア、その周辺部品に使われていることが分かった。安全性や耐久性への影響を見極めるため、製造期間など問題のある製品に関する詳しい情報の提供を神戸製鋼所に求めている。

 下請けメーカーから購入した部品に問題のアルミ製品が使われている可能性もあり、全体像の把握に時間がかかる可能性もある。

     ◇

 JR東海は、データの改ざんが発覚した神戸製鋼所のアルミ製品が東海道新幹線の台車の部品に使われていたと明らかにした。

 対象の車両数など詳細は調査中。JR側が改ざん前のデータを入手し検証した結果、強度を含む走行安全性に問題はないという。JRでは今後、正規品との交換も検討する。

     ◇

 国産初の小型ジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」を開発中の三菱重工業子会社の広報担当者は、今回の問題がMRJの開発スケジュールには影響しないとの認識を示した。

 担当者は「問題のある物を全て社内で調査し、影響がないことを確認した上で飛行試験などに使っている」と述べ、国の安全認証「型式証明」取得に向けた飛行試験で問題の製品が使われた試験機を使用していることを明らかにした。

 ただ、部品を使っている機体の具体的な場所や、神戸製鋼所側から連絡を受けた時期は公表しなかった。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報