東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 経済 > 紙面から > 10月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【経済】

職場のいいにくい事情 かるたで 【て】定例会議がずらずらずらーり

写真

 「けじめなく、今日もなかよくダラダラ残業」「定例会議がずらずらずらーり」−。職場にありがちだが言い出しにくい問題を集めたかるたを、コンサルタントの沢渡(さわたり)あまねさん(41)=東京都=が作った。長時間労働などを見直す「働き方改革」関連法案の審議は衆院解散で先送りされたが、沢渡さんは「職場のみんなが遊びながら問題点を口にすることで、解決につなげるきっかけになれば」と話す。

 電通の違法残業事件をきっかけに、政府は働き方改革に力を入れ始めた。沢渡さんは業務改善のコンサルタントとして、企業から社員の働き方について相談を受ける機会が増えた。ただ、企業経営者は何を見直せばいいか分からず困惑し社員は「仕事は減らず、サービス残業が増えるだけ」と諦めムードだったという。沢渡さんは「かるたで遊びにすると『これ、おかしいよね』と本音が言える。そこから本気で変えていくようになると考えた」。

 全四十六枚の札の文は、沢渡さんが自動車メーカーなどで勤めた経験や、企業からの相談をもとに考えた。札のイラストは、「けじめなく…」の札では真っ暗な職場内で社員がキャンプファイアのようにたき火を囲むなど、くすっと笑えるものとなっている。

 かるたは書店やインターネットで九月から販売(税抜き二千四百八十円)。すでに複数の企業や自治体から、かるたを使った職場改善のワークショップの依頼がきているという。

 問い合わせは、技術評論社=電03(3513)6150=へ。 (中沢佳子)

【ほ】本音を言わないメンバーたち

【を】目立たぬ仕事にこそ愛「を」!

【け】けじめなく、今日もなかよくダラダラ残業

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報



ピックアップ
Recommended by