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【経済】

米財政赤字13・7%増 17会計年度75兆円 4年ぶり高水準

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 【ワシントン=共同】米財務省が二十日発表した二〇一七会計年度(一六年十月〜一七年九月)の財政収支の赤字額は、前年度比13・7%増の六千六百五十七億千二百万ドル(約七十五兆六千億円)だった。赤字額は二年連続拡大し、一三年度以来、四年ぶりの高水準となった。

 トランプ政権初の年度会計報告。財政赤字の国内総生産(GDP)比は前年度から0・3ポイント上昇し3・5%だった。

 米政権は法人税率の大幅引き下げなどを盛り込んだ税制改革案を打ち出している。財源の裏付けが不十分で、財政赤字が一段と拡大する懸念もある。これに対し、ムニューシン財務長官は「税制改革と規制緩和で経済成長率を高めれば、財政赤字削減の助けになる」とのコメントを発表した。

 一七年度は歳入が1・5%増の三兆三千百四十八億九千四百万ドルで過去最大だった。景気の緩やかな拡大で所得税収が増えた。歳出は3・3%増の三兆九千八百六億五百万ドルで、過去最大を記録。教育支出が増えたほか、医療や国防の支出も微増となった。歳出の伸びが歳入増を上回ったため、差し引きで赤字が増えた。

 同時に発表した九月単月の財政収支は八十億ドルの黒字だった。

 

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