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【経済】

神鋼不正 JIS取り消し 子会社が銅管データ改ざん

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 神戸製鋼所は二十六日、品質データの改ざん問題で、子会社の銅管製品の一部が日本工業規格(JIS)の認証を取り消されたと発表した。昨年も別のグループ会社でステンレス製品のデータを改ざんし、JIS認証が取り消されたばかり。取引先や消費者の不信感はさらに強まりそうだ。

 JISは国が製品の標準的品質を定めた規格。国に登録された民間認証機関が審査し認められればJISマークを表示できる。認証機関が同社関連工場を立ち入り審査したところ子会社の「コベルコマテリアル銅管」の秦野工場(神奈川県)で生産する銅管の一部について、基準を満たさないのにデータを改ざんし出荷していたことが判明した。JISによる品質保証がなくなることにより、取引に打撃となりそう。認証取り消しは他の工場にも拡大する可能性がある。

 神戸製鋼所は不正が疑われる案件が新たに五件判明したことも公表。不正があった製品を出荷した取引先五百二十五社の八割で安全性を確認したとも説明したが、具体的な企業名や製品名は示さなかった。

 同社は同日付で、弁護士三人からなる外部調査委員会を設置した。

 

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