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【経済】

わくわく未来の車社会 東京モーターショー 記者がVR体験

ゴーグルを装着し、モニター(上)のような映像を見ながら都市を走行している体験ができる「THE MAZE」=東京都江東区の東京ビッグサイトで

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 東京ビッグサイトで開かれている「東京モーターショー」も終盤。マイカーを持たない人が増える中、出展側はVR(仮想現実)端末などを使い、体験型展示を増やし、次世代の車の楽しみをアピールしている。未来の車と社会はどうなるのか。体験してみた。 (中沢佳子)

 最初に訪れたのは、日本自動車工業会出展の「THE(ザ) MAZE(メイズ)」。最大三十人が参加し、近未来の東京をイメージした迷路状の空間で、ゴールを目指して車を走らせる。頭にゴーグル型VR端末を着け、行きたい方向に目線を向けて操作する。他の参加者の車とすれ違うと、道路や通行止めなどの情報を自動的にやりとりする。車同士がつながる「コネクテッドカー」の体感だ。当初は操作に慣れず、思う方向と反対に曲がることも。だが操作に慣れ、他の参加者の情報から迷路の状況を示す地図もできると、快適に走れた。五分ほどの体験だが、未来の乗り物を味わった気分になった。

 次は高級海外車の体験。ポルシェのブースでVR端末をかぶると、そこは都会のビルの屋上の駐車場に止まった実物大のプラグインハイブリッド車のシートの中。本物の車のように車内が見渡せ、ドアを開けて外にも出られる。

 他に、トヨタ自動車のVR端末による燃料電池車(FCV)のドライブ体験などもあり、四十〜五十分待ちと人気を博していた。

 将来の車と社会の在り方を考える展示「THE(ザ) FUTURE(フューチャー)」では、参加者は、アンケートに回答。「完全自動運転に任せる」「移動(手段)をシェアし交通費を節約」などの選択肢から、自分の考えに近いものを選ぶ。

 次にドームに移ると、プラネタリウムのような三六〇度のスクリーンに未来の街が投影される。完全自動運転の車内で、本や映画を楽しんでいる社会や、歩行を助ける小型の乗り物が行き交う街並みが順番に出現。その都度そうした社会を望んだ人がどのぐらいいるかアンケート結果のグラフも表示される。会期中に訪れた人々が望むのは、どの「未来」か。結果が楽しみだ。

 

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