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【経済】

日産・スバル下方修正 無資格検査 業績に影響

 無資格の従業員が新車の完成検査をしていた日産自動車は八日、二〇一八年三月期の連結業績予想を下方修正し、本業のもうけを表す営業利益について当初の見込みより四百億円引き下げて六千四百五十億円になると発表した。販売済みの車のリコール(無料の回収・修理)費や販売の失速などを織り込んだ。 

 通期の売上高(十一兆八千億円)は従来予想を据え置いた。だが、国内販売(五十九万五千台)は達成が困難な見通し。横浜市内の本社での記者会見で西川(さいかわ)広人社長は「不適切な完成検査の件で信頼を揺るがす結果になったことを深くおわびする」と頭を下げた。

 日産は無資格検査を公表した後も複数工場で不正が続いていたことから、十月十八日から国内全六工場で

順次生産を停止し再発防止策を講じていた。八日からは全工場で生産を再開したが、検査態勢が十分でないことから当面の生産ペースはこれまでより落ちる。販売でも受注段階で数百台のキャンセルが出ているという。

 無資格検査を巡っては、SUBARU(スバル)も、一八年三月期の連結営業利益を下方修正し、従来予想の四千百億円から三千八百億円へ引き下げた。 (中沢佳子)

 

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