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【経済】

APEC首脳会議 実質的討議を開始

 【ダナン=後藤孝好】日本や米国、中国など二十一カ国・地域が参加するアジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議は十一日、ベトナム中部ダナンで実質的な討議に入った。

 環太平洋連携協定(TPP)から離脱したトランプ米大統領が自国の利益を最優先する「米国第一」を掲げる中、多国間貿易の推進や保護主義に対抗する方針を明確に打ち出せるかが焦点。会議は同日午後、首脳宣言を採択して閉幕する。

 二日目の首脳会議には安倍晋三首相や中国の習近平(しゅうきんぺい)国家主席、ロシアのプーチン大統領らが出席。安倍首相は自由で開かれた多国間の貿易協定を推進し、地域の繁栄と安定の実現につなげる考えを表明する。

 トランプ氏は十日のAPEC関連会合での演説で「公正で互恵的な貿易という原則を守るインド太平洋の国々と二国間の通商協定を結ぶ」と宣言。米国第一を実現するため、TPPのような多国間の貿易協定には参加しないと明言した。

 首脳会議に先立って開かれたAPEC閣僚会議では、二国間の経済連携の推進を訴える米国と、多国間の枠組みの重視を主張する日本などが対立。日程を一日延長したものの九日の閉幕時には声明をまとめられず、十一日になって「保護主義と闘う」との閣僚声明を発表した。

 

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