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【経済】

カナダ難色に米政権の影 NAFTA優先で新協定には慎重

 カナダのトルドー首相が「大筋合意」に難色を示す背景には、TPPから離脱したトランプ米政権から、メキシコとともに北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉を迫られていることが影響している。

 カナダメディアによると、カナダはTPP交渉で大きな焦点だった米国の自動車部品の輸出と、カナダの乳製品などの保護制度を巡り、NAFTA再交渉でも米国と大きな開きがある。

 トルドー氏には、TPPの新協定でこれらの分野の開放を認めた場合、NAFTAの再交渉で不利に働くとの計算が働いたようだ。

 オタワ大のマイケル・ガイスト教授はツイッターで「カナダの優先順位はNAFTA再交渉だ。TPPでの大きな譲歩には慎重にならざるを得ない」と指摘。トランプ氏は、TPPから離脱後も、その合意に影響を与えたといえる。 (ワシントン・石川智規)

 

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