東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 経済 > 紙面から > 11月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【経済】

対米自動車貿易で「日本は保護主義」 ロス米商務長官がやり玉

ロス米商務長官=共同

写真

 【ワシントン=石川智規】ロス米商務長官は十三日、米首都ワシントンで開かれた日米経済関係者の会合「米日カウンシル」で講演し、「日本やアジア各国は自由貿易を掲げるが、実際には米国よりも保護主義的だ」と批判。日本について「なぜ自動車産業が強い非関税障壁を設けているのか理解に苦しむ」とやり玉に挙げた。

 具体的には牛肉の高関税や自動車の非関税障壁を挙げ、「自動車の競争条件を変えることはわれわれ(米国)の貿易赤字を減らす上で非常に重要だ」と強調した。

 さらに、米国とメキシコ、カナダが参加する北米自由貿易協定(NAFTA)も米国の貿易赤字を生んでいると指摘し、「日本はメキシコから米国へ自動車や部品を輸出している」とけん制。「われわれは均衡を保たなければならない」と貿易不均衡の是正の必要性を訴えた。

 一方で米国に進出する日本企業が国内雇用に貢献していることに触れ、「トヨタやマツダも新たな米国への投資を発表した」と評価した。トランプ大統領による環太平洋連携協定(TPP)からの離脱については「米国が(アジア)地域から離脱したわけではない」とし、日本を含む各国と二国間の通商交渉を重ねる姿勢をあらためて示した。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報