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【経済】

神鋼、新たにJIS違反 国際規格も取り消し

 神戸製鋼所は十五日、グループ会社コベルコマテリアル銅管秦野工場(神奈川県秦野市)の銅管製品で、工業製品の品質や安全性の基準として国が定める日本工業規格(JIS)の法令違反があり、認証を取り消されたと発表した。今年発覚したデータ改ざん問題に絡み、この工場でのJIS違反は十月に続き二回目。民間団体である国際標準化機構(ISO)の品質管理に関する国際規格の認証も取り消された。

 これらの規格は製品の性能や品質管理体制を保証し、取引の条件に指定する会社もある。認証の取り消しが広がれば製品の信用が低下し、販売に影響する可能性がある。

 アルミニウム製品を製造する大安製造所(三重県いなべ市)では、ISOの認証が一時停止されたことも判明した。品質管理の体制が不十分と判断された。

 JISの認証機関は十五日までに、神戸製鋼の真岡製造所(栃木県真岡市)と長府製造所(山口県下関市)、グループの神鋼メタルプロダクツ(北九州市)への立ち入り審査に入った。神戸製鋼はこれら三拠点でのJISマークを付けた製品の出荷を自粛している。

 秦野工場は、規格を満たさない製品にJISマークを付けて出荷していた。新たにJIS認証を取り消されたのは樹脂で表面を覆った銅管で、給湯器の配管に使われる。十月には、エアコンに使われる銅管のJIS認証が取り消された。

 

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